工務店ホームページ集客のポイント(その5)|人気のページの作り方(施工事例)

1.ホームページに来訪した見込み客の動線

見込み客(ユーザー)がホームページに来ると、どんな行動をとるのでしょうか?

アクセス解析を見てみると、最近は最初の訪問で「ブックマーク(お気に入り登録)」して、後日じっくり見直す人が増えています。

最初に「ブックマーク」してもらうためには、トップページで好印象を与えることが大切です。

【ユーザーの動線】

検索からHPにくる最近のユーザーの動線

 

ブックマークのあとに、よく見られているのは「施工事例」と「スタッフ紹介」のページです。

今回はその中でも「施工事例ページの作り方」に注目してみましょう。
 

2.施工事例一覧ページの作り方

施工事例一覧では、サムネイル画像とタイトルがカギになります。

【施工事例一覧】
 
工務店の施工事例一覧ページのサンプル画像

最近はSNSの影響もあり、写真の上に文字を重ねる「文字のせ画像」も効果的です。

Canvaなどの無料ツールを使って、手軽に「文字のせ画像」を取り入れてみましょう。
 

【文字のせ画像の例】
 
施工事例のサンプル(文字のせ画像)

 

3.新築の施工事例個別ページの作り方

施工事例の説明文には、「家族がどんな暮らしをしているか」が想像できるような一言を加えると、写真の魅力がぐっと引き立ちます。

【施工事例の説明】
 
情緒的な表現を加えた施工事例の説明の例

 

4.リフォームにおけるビフォーアフターの作り方

リフォーム事例では、ビフォー写真を白黒にして、アフター写真との違いを分かりやすく見せる工夫がおすすめです。

さらに、「どんな悩みがどう解決されたのか」を短い言葉で添えると、読者に伝わりやすくなります。

【ビフォー・アフターの例】
 
リフォームのビフォー・アフターの例

 

5.施工事例のタイトルの作り方

施工事例のタイトルは、「誰が」「どうなる」「どんな家か」を入れると、ひと目で伝わりやすくなります。

【施工事例のタイトルの作り方】
 
施工事例のタイトルの作り方

 

タイトル作成に悩んだときは、生成AIを使うのも一つの方法です。
ChatGPTなどに相談すれば、新しいアイデアが見つかります。

施工事例ページは、見込み客が「この工務店に任せても安心だ」と思えるかどうかを左右する、とても重要な場所です。

自社らしさを表現しながら、読んだ人がワクワクするようなページに仕上げていきましょう。
 

(その6へ続く)